国体で初開催「eスポーツ」とは 加藤綾子【3分でわかる】

UX(ユーザーエクスペリエンス)経験による価値創造

「eスポーツ」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、テレビゲーム、いわゆるその中でも対戦型のゲームを「eスポーツ」といいます。今回は「eスポーツ」についてひもときます。

「ゲーミングチェア」というゲームをするための椅子、マッサージチェアにも見えるが、値段は5万円以上。
プロのeスポーツプレーヤーは、この椅子を持ち込んで大会に参加する。

「ゲームにここまでお金をかけるのか」と思う人もいるかもしれないが、この夏、アメリカ・ニューヨークで開催されたeスポーツの大会では、優勝すると、その賞金がなんと3億2,600万円!
この賞金を手にしたのは、16歳の少年だった。

このように海外では、高額賞金のeスポーツの大会がたくさんある。

現時点で、競技人口が1億3,000万人以上といわれている。

世界のサッカー人口が2億6,500万人といわれていて、その半分ぐらい、eスポーツをする人がいるというデータ。

そして、もちろんゲーム産業も成長している。

世界の市場規模は、2017年は約650億円だったが、2019年は約1,100億円。
さらに3年後には、約1,800億円の規模まで拡大すると予想されていて、もう“たかがゲーム”という時代ではないかもしれない。

eスポーツの普及では、実は日本は少し後れをとっているところがあるが、大規模な大会の開催に向けて、いろいろな規制の緩和が進められている。

今行われている茨城国体では、5日から「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」が、国体としては初めて開催されるという。

また、2022年の中国・杭州で行われるアジア大会でも、メダル種目として正式認定。

ということは、この先オリンピックの種目としても、eスポーツが入る可能性もある。

しかし、中には、やはりゲームということもあり、少し違和感があるという人もいるのではないかと思う。

確かに現在の時点では、世論調査をすると、「eスポーツはスポーツじゃない」という人が多いが、「スポーツ」という言葉の意味をひもとくと、実は運動ではない。

意味は、「非日常を楽しむ」。
必ずしも汗をかく、思いっきり走り抜けることではないということ。

ただ、WHO(世界保健機関)によると、「睡眠障害」や「視覚・聴覚への影響」、「筋骨格への影響」など、ゲームによる影響がいろいろとあるということで、健康障害との指摘とどのように折り合わせて、メダルを争う競技に昇華できるかというところが、今後2~3年の間での課題ということになる。

(Live News it! 10月3日放送より)

  FNN.jpプライムオンライン
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