大きな売り上げを上げるためには、
大きな設備投資などが必要になるのが一般的であるといえます。
大きな設備投資や大きな体制の為には、
資本がかかります。
その資本は、融資でまかなうとか、
株式を発行してその資本を調達するなどが一般的かと思います。
自社の資本をかけない戦略
そうすることなく、
すなわち自社の資本をかけないで、
売上を拡大する為に考えられる戦略のひとつをご紹介します。
それは、
最終生産物が欲しいところに、
その生産の為に必要な設備を、
そこの資本を使って作って頂くというものです。
生産してできたものは、
全てその資本を出したところの為に供給するか、
あるいは優先的に供給する形をとります。
表現を変えると、
生産したものに対して、
供給する優先権を持って頂くというかたちです。
こちらの資本を使うわけでもなく、
資本を調達して環境を整える訳でもないので、
こちらが融資を受けたり、
株式を発行して資本を調達する訳ではないという方法です。
大きな利益を少ない自己資本で実現
それはすなわち、
少ない資本、
少ない発行株式で、
大きな売り上げを上げていく為の戦略です。
大きな利益を、
少ない株主への分配が可能にできます。
大きな利益を、
沢山の人数(株数)で分け合うのではなく、
少ない人数(株数)で分け合う事の出来る戦略ともいえます。