もし利益大で発行株式が少ない会社があったら

 

前に、NTTデータ様の

株式の分割などの歩みをご紹介しました。

 

 

NTTデータ様の詳細情報

時価総額 :1兆6000億円

発行済株式数:14億株

PER(調整後) 24.76倍

 

純利益の何%くらいを配当に充てているかという配当性向のデータ

配当性向
http://www.nttdata.com/jp/ja/corporate/ir/share/dividend.html

 

 

利益の還元に法的制限はあるか?

 

金利には利息制限法というものがありますが、
配当にその制限はありません。

 

利益を全部配当しても、
それを規制する法律はありません。

 

むしろ、
貯め込んで欲しくないというのが、
政府も国民も共通の感覚です。

 

 

利益が同じで発行株式が少なかったら?

 

この会社が同じ利益を、

十分の1の発行株式数で実現していたら?

 

同じ配当性向ならば、

年間約1.3%の配当利回りは、
10倍となり、
年間約13%の配当利回りになります。
金額にすると1300万円。

 

百分の一の発行株式数で、
この利益が出せたら、
配当利回りは先程の更に10倍で、
年間約130%の配当利回りになります。
金額にすると1億3000万円。

 

100万円で買った株が、
100倍の
1億1600万円になるところまでは同じだとして、
配当は1億3000万円。

言葉で表現すると、
少ない株式発行数で、
大きな市場からの大きな利益。

 

これが、無ければ、
実現不可能。

 

普通は、こんな会社ありえません。

といいますか、

こんな株はありえませんといった方が正確ですね。

 

 

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