災害時の業務維持や早期復旧を目的につくられるBCP事業継続計画について、県内の中小企業による成果の発表会が佐賀市で開かれました。
BCP事業継続計画とは災害などの緊急時に備え業務の維持や早期復旧を目的として作成する計画のことです。
発表会は県や県内の中小企業を支援する県中小企業団体中央会が開いたもので、17日は県内の中小企業からオンラインも含め約40人が参加しました。
「普段のコミュニケーションをとるときからチームズ(チャットアプリ)を使おうと。実際に緊急時に使えるツールになっている」
またパネルディスカッションでは実際にBCPを策定した企業などが登壇し、事前対応と初動対応が大切になると述べました。その上で、災害に備え導入したアプリを普段の連絡手段にも使ったところ、業務改善につながったことなどを報告しました。
県内でBCPを策定している中小企業は、2割ほどということです。