携帯電話基地局への電力供給

 

基地局の電源を、

3つの組み合わせで稼働させているタイプがあります。

 

1.商用電源(既存電力会社)

2.太陽光発電

3.蓄電池

 

次の仕様のものがありましたのでご紹介させて頂きます。

 

基地局電力:約1,000W 程度

 

このうち400W~800Wまでを、

太陽光発電でまかなう仕様と説明されています。

 

夜間は深夜電力で蓄電するのではないでしょうか。

 

次の映像をご覧ください。

 

KDDIトライブリッド基地局

 

 

KDDIが運用開始したトライブリッド基地局を取材しました。

トライブリッド基地局は、
商用電源に加え、太陽光発電、蓄電池の3種類の電源で運用することによりそう名付けられています。

開発当初は、Co2削減目標のための施策として企画、試験運用が行われていましたが、東日本大震災を機に、災害時の停電対策、電力消費のピークカットなどの省エネ対策にも対応した基地局整備の一環として運用されているという事です。

バッテリー容量は24時間運用に必要な分量を搭載し、
深夜電力やソーラー発電の余剰電力にて蓄電。停電時やピーク時の太陽光発電の補助として稼働。

ソーラー発電は、
11時〜13時くらいのピーク時には基地局電源の40%〜80%の電力を供給。

試験運用の結果、基地局電力約1000Wに対してソーラーパネル2枚(400W)〜4枚(800W)のいずれかで十分な費用対効果が得られる事が確認され、投資回収も数年で可能だと言うことです。

また、基地局は、災害時など通話規制が必要な場合、端末に信号を送って通話規制を行うが、データ通信には規制を行わないため、3G、LTEともに通信規制時にも利用が可能だという。

SkypeなどのIP電話の利用も制限されないという事なので、災害時等の通信規制時には是非、こちらを利用してほしいとの事。

その他、災害時や建設、整備などでの一時利用で使用される無線伝送装置の検証設備などを見学させてもらいました。

 朝日新聞デジタル

 

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