大和ハウスがロボットスーツ「HAL」の新商品を発表
大和ハウス工業は13日、身体に装着して使う「ロボットスーツHAL」で、新たに3機種を5月1日から介護、福祉施設向けに貸し出すと発表した。
介護士用の「介護支援用(腰タイプ)」は、施設の利用者を抱える際の負担を軽減できる。
装着者が出す電気信号を皮膚の表面から読み取り、動作を支援する。
料金は3年間レンタルした場合、税別で初期費用10万円、月7万8千円。
脚や腕に障害がある利用者が体を動かす訓練に使う「自立支援用」も2機種用意した。
また、人手不足や高齢化が問題となっている建設現場にHALを導入する実証実験も始める。
HALはサイバーダイン(茨城県つくば市)が製造。大和ハウスは同社に出資している。